まちづくりの会について

特定非営利活動法人 本一・本二まちづくりの会について

1. メッセージ

「西の西陣、東の桐生」の記憶を継承し、自分たちの手で未来のまちをつくる。桐生市本町一・二丁目(桐生新町)は、16世紀末に徳川家康の命によって開かれ、絹織物の一大産地として日本の近代化を支えてきた歴史あるまちです。幸いにも再開発の波を免れ、現在も江戸時代から続く町割りや貴重な歴史的建造物が数多く残されています。 私たちは、この歴史資源を単なる過去の遺物として保存するのではなく、地域の記憶と文化を住民主体で未来へ受け継ぐために活動しています。

2. 会の成り立ちと「重伝建」への道のり

危機感から生まれた住民主体のまちづくり

平成期以降、織物産業の衰退や都市機能の郊外移転により、中心市街地の空洞化と歴史的建物の老朽化が深刻な課題となりました。この危機に対し、地域の有志が1990年代末から議論を重ね、2000年に「本一・本二まちづくりの会」を発足させました(2009年にNPO法人化)。

行政に頼らない、住民の合意形成

私たちは行政に頼るだけでなく、住民へのアンケートを実施するなど共通認識の形成に努めました。住民による合意形成を経て、2006年に「まちづくり構想」、2007年に「基本計画」を策定し、2012年にはついに国の「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」の選定を受けるに至りました。この成果は、住民の合意と行動によって実現された私たちの誇りです。

3. 私たちのミッションと現在の取り組み

「やってみたいことができるまち」へ

まちづくりの会が発足して20年以上が経ち、現在は創設者から若手リーダーへの世代交代が進んでいます。地域にUターンした人や移住者が銭湯やゲストハウス、書店、デザインオフィスなどを開業しています。

また、高崎経済大学の学生による店舗取材、共愛学園前橋国際大学の学生とのまち歩き、桐生工業高校による建築甲子園参加のサポートなど、若い世代との連携も活発に行っています。「自分たちの手でまちをつくる」という姿勢が、新たなチャレンジを受け入れる土壌を育み、世代を超えた連帯感を生み出しています。

特定非営利活動法人 本一・本二まちづくりの会
2000年に任意団体として発足、2009年3月にNPO法人化
法人番号: 1070005005301
所在地:群馬県桐生市本町1-4-13

代表理事:斎藤直己

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